1974-11-12 第73回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
むしろ、それとはまた別に、開拓に対しましては、前に開拓の総点検をいたしまして、その結果、現在、開拓道路等補修事業というものを実施しております。第一期事業といたしまして、四十六年以降五カ年計画で三百億の金をもちましてそれに対処してきたわけでございますが、その後さらに四百六十億程度の追加希望も出ているわけでございます。
むしろ、それとはまた別に、開拓に対しましては、前に開拓の総点検をいたしまして、その結果、現在、開拓道路等補修事業というものを実施しております。第一期事業といたしまして、四十六年以降五カ年計画で三百億の金をもちましてそれに対処してきたわけでございますが、その後さらに四百六十億程度の追加希望も出ているわけでございます。
また、四十四年度から開拓未利用地の開発事業、それから開拓道路等補修事業の実施を進めておりまして、開拓地における諸条件の整備をはかっているという状況でございます。
四十四年から四十七年まで開拓未利用地の開発事業なども行ないまして、開拓農家の今後のために多少でも役立つようなことも考え、また、五十年度までの開拓道路等の補修事業の実施についても先ほど来の御質問に応じてお答えを申し上げたわけでございまして、私どもとしても、開拓農家の実情を十分把握をいたしまして、臨機に諸施策を講じながら、この農家がりっぱに日本農業の一翼をになうようにつとめるよう指導してまいりたいと考える
なお、一般農政に移行するのでございまするから、この開拓道路等の補修事業という以外に、一般的な農道としての扱いもできるものではないか、こう思いまするので、いずれにしても開拓農家のためにわれわれとしては十分善処してまいりたいと思います。
一応開拓地区の環境整備の上に開拓道路等の補修事業やあるいは飲雑用水についての考慮もありまするし、あるいは開拓未利用地の開発事業も行なうわけでありまするが、同時に、一般農政の中における生活環境整備あるいは基盤整備、構造改善事業、いろいろとございましょうが、これはもう開拓地も一般もないのでございますから、必要に応じて御趣旨に沿っての十分なお世話をいたしたいと思います。
第一は、開拓行政の基本的方向について申し上げたいのですが、政府は、昭和三十六年に行なわれました開拓営農振興審議会の答申に基づきまして、昭和三十八年度以降、開拓者資金融通特別会計からの振興対策資金貸し付けを中心とする新振興対策を実施してきたところでありますが、振興対策資金の貸し付けは四十四年度をもって完了することになっており、開拓道路等の公共事業についても、四十五年度をもって既定計画を終了することとなっております
開拓地も開拓道路等はそう負担もかからないだろうが、個人の所有権になりますところは、そのように補助事業も行いたいと思っておるわけであります。これを価格でとるか、地元負担等の建設事業費の負担でとるかという概念の整理は、農政上の問題としてかなり大きなものを含んでおると思います。
開拓道路等を見ましても、非常な山の奥に一部分りつぱな道ができて上下の連絡がないというような道路のできた例がございますので、これらを総合いたしまして、一貫して下部まで連絡するように林道と結合することについては、目下十分な連絡をもつて進めておりますので、今後は先生のお話のように開拓ができたらわれわれの方は御相談に乗らないのだというような考え方は全然いたしておらぬということを、ひとつ御了承願いたいのであります
そのほか開拓関係におきましては、開拓道路等の建設工事に対しまして総額一億二千四百万円を計上いたしておりますことは先ほど申上げた通りであります。なお寒冷地帶に対する対策といたしまして、温水溜池の施設が非常に重要でございますので、その施設といたしまして約七千万円を予定いたしております。これら全部合せまして、積雪寒冷地帶の対策として総額二十億を計上いたしておる次第であります。